<普天間移設>官房長官「地元の合意、必ずしも必要ない」(毎日新聞)

 平野博文官房長官は26日午前の記者会見で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先を5月末に決める際の地元自治体の合意について「理解は求めなきゃならないテーマだが、合意が取れないと物事が進められないものなのか」と述べ、必ずしも必要ないとの認識を示した。

 平野氏は、移設問題は「日本の安全保障にかかわってくる問題」として、移設先はあくまで国が決めるとの姿勢を強調。「(地元の)理解は得られなきゃいけないと思うが、理解というのはパーフェクト、市民全員が合意しなきゃいけないのか」とも語った。

 また、同県名護市長選の結果を「斟酌(しんしゃく)しなければならない理由はない」とした発言に地元から反発が出ていることに対しては「(選挙結果が)民意ということは否定するつもりはないが、検討課題から即(現行案を)はずす、はずさないということではない」と述べ、米軍キャンプ・シュワブ沿岸部(同市辺野古)に移設する現行案を排除しない姿勢を改めて示した。【横田愛】

【関連ニュース】
名護市長選:「斟酌の理由ない」の官房長官発言に地元反発
鳩山首相:施政方針演説の概要判明 「命を守る」がテーマ
ハイチ大地震:PKOで陸上自衛隊を派遣 政府が方針
普天間移設:辺野古の可能性低い 沖縄県知事
鳩山首相:現行案排除せず 普天間移設、ゼロベースで結論

温室ガス 政府、「条件付き25%削減」を確認(産経新聞)
「悪臭ひどい、まずライフライン」=ハイチ視察、日赤社長が帰国−成田(時事通信)
【KANSAIハヤ耳】農事組合法人「ラッテ・たかまつ」 古代の乳製品「蘇」(産経新聞)
介護従事者の給与、9000円上昇=09年度報酬改定で実態調査−厚労省(時事通信)
臨時接種の新類型創設へ―インフル対策で予防接種部会(医療介護CBニュース)

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。